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困った病気になっちゃったひとりぼっちな人のために


by ombres
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ハワイ的避暑

朝から洗濯&掃除。

テラスが灼熱地獄なので、日陰っぽい方にコンテナを移動し、自動水まき機を設置。これは、指定した頻度で自動的に水をあげてくれるというすぐれ物。出張の時などに重宝。ついでに、お隣に枯葉などが行かないよう掃き掃除。すでに咲いてる花なども一週間後にはゴミ化してしまうだろうから、摘んでおく。

その後、冷蔵庫内の点検。腐りそうなものは捨てて行く。さらに掃除。ゴミ出し。面倒だけど、やらないと帰って来た時に、間違いなく阿鼻叫喚になる。特に、今の季節は。フロントの管理人さんに、フルーツを差し入れして、一週間留守な旨、お伝えしておく。

ハワイ、気温25度。日本より涼しいてどーいうこと?南国でバカンスというより、避暑風味?

夜7時の便なので、4時半くらいに成田で、ラウンジでシャワー浴びたりゆっくり軽食いただいてから搭乗って感じ?2時過ぎに、家を出ればいいかなあとか思いつつ、支度。新しいスーツケース。「どうせもう死ぬなら何度も使わないから、無駄じゃんね?」と、壊れた古いので行こうとしたんだけど、運ぶ時にキャスターが突っかかってストレスになるので、新しいのを買った。まあ、これくらいいいや。

ハワイは久しぶり。昔は結構頻繁に行っていたけど、もう20年くらいご無沙汰?20代はヨーロッパやアフリカに夢中で、アメリカ(含むハワイ)は興味ない位置づけになっていた。海とか日焼けが嫌いだし。で、今回、昔の知り合いのお爺さんにご挨拶できたらいいなあと、久々に連絡取ったら、もう亡くなっちゃってた。変な子供だった私にとても優しくしてくれた。あんなにお世話になったのになあ、とちょっと罪悪感。やはり、人間、生きているうちにやるべき事は成し遂げ、常に心残りのない状態にしておかねばならない。

今回も、コンドのプールちょこっと。それと、オーガニックのお店やレストラン巡り。あとは、Tのお友達と会ったり、ひたすらダラダラ。薬もお休み。もう何年ぶりかで、無薬状態。どんな体調になるんだろう?

とか、思いつつ、ここ数日、デスクが冷房の風直撃だったので、風邪ひいたフィーリングが漂う。喉痛いし。外人スタッフが、エコ冷房だと暑い暑いって大騒ぎして、ちょっと目を離すと「22度設定」とかにしちゃうせい。寒いの平気っぽい。飛行機の中でも、日本人は長袖にひざ掛け愛用だけど、白人は短パンとTシャツで平気でウロウロしているのがいつも謎だった。やはり体の構造に違いを感じる。

ガン以外で死んだら間抜けだから、気をつけて行ってこよう。
今回は、PC持っていかないので、一週間お休みです。



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# by ombres | 2010-08-27 13:33 | 毎日

ロング・バケーション

今日でしばらくお仕事最終。結局、帰宅は23時過ぎた。やっぱ、忙しい会社だ。とりあえず。一ヶ月お休み。本当のお休み。まとめて有休。

基本的に、うちの会社は休みでもメールチェック必須。メールが多すぎて、ボックスがすぐ一杯になっちゃって肝心のメールが受け取れなくなってしまうから。前の会社でも、前の前の会社でも、「メール多くて異常」と思っていたが、たぶんここが一番多い。油断するとすぐ未読1000通。しかも、入社以来、いつでも会社携帯持ち歩いていた。お休みでも、親戚のお葬式でも、海外でも。施設は24時間稼動していて、何かあったらすぐに対応しなければならないから。

しかし、今回は、会社の携帯を持ち歩かなくても、PCを持ち歩かなくてもいい、本当の意味のバケーション!一ヶ月のロング・バケーション。

そりゃ、そうだよ。ガン患者が休んでいるのに、誰も仕事のことで電話しようとまでは思わない、人として。こうなったら、全国支社とは言わず、全世界社員に「ガン宣言」したい気分。そしたら、海外からの変な仕事押し付けとか夜中のどーでもいい電話とか、ストレス原因第一位だった素っ頓狂なコンタクトが皆無になるだろう。イヒヒヒ…。

思わずニヤける顔。ガン患者としての無敵アドバンテージに幸せな気分で満ち溢れながら廊下を歩いていると、同じくらいの歳のT子さんが来て、「入院したらお見舞いにいってもいい?」、とか泣き出しちゃったので、仕方なく、障害者トイレに連れ込む。

「いや、入院もしないし、在宅なんだよね」
「え、そうなの?」
「それに明日から、一週間ハワイなの。会社の提携コンド、知ってる?」
「え、知らない、何それ?」
「安いのよ、結構いい場所にあってさ。ヒルトンの隣?」
「えー、まじで。どうしてそんな情報ゲットしたの?」

と、すっかりオバサンの井戸端会議化してT子さんも泣き止む。
その後、ミーティングに入っている間に、皆さんが挨拶に来たらしい。遅くなって戻ると、デスクの上には、色々なプレゼントやカード。外人スタッフの1人が、ひらがなで、「みんなでかえりをまっています。はやくよくなりますように!」ってカードくれたり。心優しい皆さん。

仲良しGMに「じゃ、また。パワーアップして帰ってくるから」と言ったら、「パワーアップは、それ以上いらないから」とか返されて、回りの皆さん大笑いで、明るく終了。

さて、本当に帰って来れるのだろうか?
案外ケロリとして戻れるのかもしれないし、そうでないかもしれない。

精神力や気力は大事だけど、私よりもっとパワフルな患者さんが亡くなっていったのも見ているし、悪い人がのうのうと長生きするし、良い人が悲劇的な死を迎えねばならなかったりする。生死の運命には、大きなサダメのような物を感じる。津波で元の会社の同僚一家が亡くなった時も、彼らを探しに行ってたくさんの犠牲者を見た時も、そう思った。大昔、法医学の先生もそんな事を言ってた。

ジタバタしないで、好き勝手やって行こうと思った。今までもそうだったし。


帰りのドライブは、久しぶりに湾岸をぐるっと回ってみた。

鶴見のつばさ橋のトップから見える横浜の夜景が、個人的には一番綺麗だと思う。アメリカライクで真っ直ぐな美しい橋の絶妙な傾斜。正面右にみなとみらい、左にはベイブリッジ。

イマイチ垢抜けない、愛すべき田舎町、横浜。森鴎外作詞の「横浜市歌」が暗唱できることが、ハマっ子の証です。



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# by ombres | 2010-08-26 23:59 | 仕事のこと

決戦は水曜日

朝から首都高は事故渋滞。イライラするが、「ああ、もうこの通勤ともしばらくお別れだわねえ」と思うと、渋滞すらも愛しく思えて…きません。

全支社テレビ電話でつないで、全マネージャーの臨時ミーティング。
一体何だろう?と集まったみなさんに、

「私はガンでして、しばらく治療に専念するためお休みします。調子見ながら在宅でできる事やります。色々サポートお願いする事もあるかと思いますが、よろしくお願いします」

…シーン。
そりゃ、そうだよ。私だってシーンとしちゃうよ。どーリアクションすればいいのさ?って感じ。

しかも追い討ちをかけるように、

「『5S活動』は皆さんもよくご存知かと思いますが、健康管理のためには『3S』という言葉があります。3Sとは、『食事』『睡眠』『ストレスコントロール』これら3つのSで、しっかり自分の健康管理をしなければなりません。健康管理は社会人としての勤めです。あと、自分の保険を見直して、とりあえずガン治療はお金かかるので、ガン保険は入っておいたほうがいいです」

と、さっき思いついたでまかせ説教から保険のおばちゃん化。

「ああ、このままでは、もし復職できなかったら、皆の記憶の中で私は最後まで『説教ババア』か『保険のおばちゃん』…」とか思いつつも、一度走り出したら止まらない。笑っていいんだか真面目な顔していんだか困り果てる皆さん。明るい雰囲気で終了。メールが来たり、個別に励まされたり。優しい人達。でも、皆、ショックだった様子。そりゃそうだよ。だからイヤだったのに。

でも、若い人にとって、人生には色々あるって、良い経験になればいい。これからも、家族や知り合いの死、病気など、どうしようもない事に直面していかなければならなくなる。その回数が多いほど、悲しいけど、人は慣れる生き物。そして、乗り越え方や自分の中での折り合いの付け方を知る。ついでに、ガンに対する偏見もなくなればいいし。

そんな何もかも許せるような穏やかな気分で仕事していたら、また別の部のすっとぼけた人が、「10月オープンの臨時施設の現地見学、急な話なんですけど、今日の17:00からいかがですか?」って、もーさ、この人はいつも、そう。そもそも、臨時施設オープンの話も全く聞いていませんし、17:00から見学って、この暑いのにどうせ冷房も入っていない施設を、初見だからぐるぐるぐるぐる最低2時間はチェックしないといけないじゃないの?!と、眉間につい深い皺が。

…いけない。怒りがストレスになって、免疫力が落ちる。しかも、ここで「また、ふざけてんですか?」とか叱り飛ばすと、彼にとって私の最後の思い出が、「すごい怖い顔で怒られた事」になってしまうかもしれない。と、自分を戒めてニコニコ参加。

ガンパワーすごい。
発狂オバサンをも宥める。


…やはり暑苦しい施設の4階。
ヨロヨロとレ・ミゼラブル気分で歩いていると、開けた窓から夕日に反射した雲が、神々しく後光が差したように輝いているのが見えた。印象派絵画風味。

「ああ、奇跡…これが奇跡なのね。こんな所まで真面目にチェックしている私へのご褒美。私のガンは消える…」

とか、せっかく神々しい気分でイメージトレーニングしようとしたのに、T君が「ここって、消防突入口ですよねえ」とか話しかけてきてジャマされる。奇跡は難しい。



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# by ombres | 2010-08-25 22:11 | 仕事のこと

末期ってこと?

今日も暑い。
アブラゼミやミンミンゼミに、ツクツクボーシが混じってきたので、秋はたぶん近い。でも、暑い。サボろうとしていたのに、朝9:00から仕事の電話が会社携帯にガンガンかかってきて、結局、家で仕事なハメ。午後から病院へ。

「ヒスロン」じゃなくて、「フェアストン」はどうなのかなあ?何て考えつつ、時間が中途半端に余ったので本屋に行って、ついでに肺転移と胸膜播種(きょうまくはしゅ)について情報を仕入れようと家庭の医学コーナーで「ガンの本」を手に取った。

『がんの細胞が、胸膜を破って胸膜表面に散らばっている状態が胸膜播種で、要するにガン細胞をバラバラ播いている状態です。残念ですが予後は良くなく、進行すると胸水が溜まり…』

…終わり。次。

『普通、乳がんの術側のリンパや肺などに転移する事が殆どです』

…逆側なんですケド?

『乳がんが肺転移すると、治療が上手くいけば1年~程度の延命は期待できますが、まあぶっちゃけ、予後は良くないですね…(概略)』

…はあ?

何なの「延命」って?どーゆーこと?肺転移&胸膜播種って、もしかして立派な末期なわけ?ガン・カーストの頂点?いよいよ女王として君臨?

あー、そういえば、右の背中が痛いんだよね。痰も出る感じで咳も出てすっきりしないし。…そうか、ガンに着実に蝕まれているのね?そう、あのオー・ヘンリーの「最後の一葉」のように、あの葉っぱが落ちたとき、私の命も終わるのね…。

あの悲劇のヒロインには、葉っぱの絵を描いてくれるお爺さんがいたけど、私は自分で描いときましょうかねえ。1枚とは言わず、3枚くらい…等思ったんですが、常に痛いのは左側で、右の背中は手術の左側を庇って荷物を持ち歩いたから痛いのだった。そして、よくよく自分の体と向き合ってみると、咳や喉のおかしさにプラスして鼻水もあるので、単なる軽い風邪っぽい?肺にあるガンのせいで鼻水が出るというメカニズムはあり得ない。しかも、ガンの出来ている場所が、まだ痰が出るような場所じゃなかったし。得意の思い込みっぽい。

もー、どーでもいいや。
私はどうせ、データを裏切る女なんだから、好き勝手やってくんですヨ。訳の判らない本に指図なんか、されませんヨ!


で、暑いので、丸の内オアゾなどを覗きながら、のたのた病院に。

今日は顎の下から腹部までのCT。
生ぬるい麦茶に弱い造影剤が入っていて、それを飲んで1時間ほど居眠り。その後の撮影は、2度に分けて。造影剤入れる前と後。この病院の造影剤が、一番体がホットになる。眠くなり、終了。

丁度、9月の診察の時に、ガンサポートの看護士さんチーム主催で、抗がん剤やった人の手や爪のお手入れ&悩み相談室があるのを発見し、予約した。外部から美容アドバイザーを呼んでやるとのこと。先生との予約が13:30でそれが14:00なので、もしかしたら遅れちゃうかもとお知らせしておく。ガン相談室みたいな綺麗な図書館もできていた。ガン患者が読みたいガン&健康関連の雑誌や本、入院患者に貸し出す普通の本が置いてあった。パソコンもあった。すごい変化かも。でも、ここの看護士さんや事務の人達は、相変わらず皆さん優しくて素晴らしい。

4時間絶食なので、腹ヘリ。横浜に戻ってから、自然食ビュッフェで野菜がっつり。リーマンさんの情報によりガンを殺すというゴボウをたっぷり食べてみた。あと、モズク、タマネギ辺りを重点的に。その後で、整体に立ち寄ってみた。

整体の先生に、

「ガン患者は整体マズいですかね?」
「いや、大丈夫ですよ。場所にもよりますけど」
「肺なんですけど。私なんですけど」
「えー。だって乳がんは治ったんでしょ?今度は肺がんなの?」
「まあ、肺がんというか、転移というか」
「ああ、じゃあ、今度からお灸にしましょう、針じゃなくて。体温めるのがいいよ。あと。疲れやストレス溜めないで、よく食べて、寝る。食べすぎはダメだけどね。そしたら、免疫上がるよ。」
「そうしますー」

とは言え、坊主頭で行くのも難しいかも。
自分は結構坊主似合うと思ってて尼さん気分で平気なんだけど、見る方が痛々しく思って気の毒かしらね?

いや、でもナチュラル・ノーヘアでカツラの男性とかもいるんだから、別に何てことはないって気もするんだけど。

CT: 7,100円


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# by ombres | 2010-08-24 21:30 | 検査

出戻り患者

古巣の病院へ。
相変わらず遠い感が漂う。でも、関西よりは近い。確かに。

相変わらずショボい感も漂う。院内スタバができてたりして?とか、夢のまた夢。妄想の域。全然変わってなかった。諸行無常の響きなし。改装中で、さらに「工事現場フィーリング」がトッピングされていた。

今回、予約など手配してくれたI先生の所にもぐりこんで、「出戻りで~す。またよろしくお願いします」とご挨拶。相変わらず忙しそう。そして、相変わらず、忙しさの余りに食事する時間がなく、お腹をすかしていた。気の毒で泣けた。

親友Tが入れてくれた神経科のB先生の所にもご挨拶。今は元気だけど、今後、病状の悪化に伴い精神状態にも変化があるかもしれない。今のうちから定期的に診ていただくというリスクヘッジ(?)。そして、大本命L先生と久しぶりにお会いする。

「お久しぶりですね~。最後にお会いしたのは新宿以来ですから、5年ですかね」

…え、新宿?あー、そうでした。お食事会でしたっけ?先生、場所まですごい記憶力。

「先生、全然お変わりないですね」
「お互い歳とってますからね、そう見えるだけなんですヨ」

え?
L先生、相変わらず、面白いです。
現状について、今後の治療について、色々お話。今回の転移は、最初の時から、すでに微小転移があったと判断して間違いないとのこと。

「でも、6年寝てたってことは、大人しいガンと思ってOKですよね?」
「いやー、目が覚めたら、すでに性格が変わっていることもありますからねえ~、案外、早いヤツかもしれません。判りませんヨ~」
「…」

先生、あの、ちょっと慰めとか気休めとか、ないんでしょうかネ?

L先生のお話。

・リュープリン&ノルバは止める。今の状態のままでは、本当に閉経しているのかどうか判らない。閉経していたら、フェマーラだし、閉経していなかったら、ノルバの次は「ヒスロン」という選択になるが、「ヒスロン」は使い方が難しい。

→私「ヒスロンだけは嫌なんです」(副作用:超デブ化&鬱)

・エンドキサンを入れると、たぶんまた生理は止まる。運が良ければそのまま閉経→フェマーラもあり。

・リュープリン(閉経前患者用)&フェマーラ(閉経後患者用)という力技もあるが、投与対象が矛盾している。東京都はそういうのに厳しいので、保険適応ムリかも。

・ゼローダ&リュープリン&ノルバ、とにかく長くやってますよネ。(耐性がついてる可能性もあり?)

・ゼローダ&エンドキサンなら、仕事休まなくて大丈夫かもですヨ。

→私「いいんです、休みたいんです~(泣)」

・点滴の抗がん剤という選択もあり。(ウィークリータキソ?)

・エンドキサンもねー、あんまり入れると今度は白血病のリスクがあるんですヨ。

ちょっと。何か、どの治療もイマイチ感?
まー、やってみないと判りませんね。とりあえず、ハワイから帰ってきてから考えましょう。で、終わり。9月第一週に予約。

ゼローダを25日までは3000mg飲んでいるので継続。2週間続けて、1週間オフと決めて、ハワイにオフを合わせてみた。9月1日からまた開始になるが、海外なので飲まない。+4日休薬で体を休め、6日から新しい治療開始。まーその間に悪化しちゃったら、しちゃったってことで、仕方ないです。サダメ。

今までも風邪ひいたら量を少なくしたり、海外出張中は白血球下がると危ないから飲まなかったり、調子良かったら量をどーんと増やしてみたり、自分勝手に調節してきた。それが良くなかったのかもしれないし、それが良かったので6年も続けられたのかもしれない。わからない。

医学も科学なハズなんだけど、ちょっと違うように思える。完璧にこれですという決定打がない雰囲気。もちろんレジメンはあるし、研究もされているんだけど、臨床になると微妙な「匙加減」だったり、「先生の勘」だったり。謎。

しばらく取っていないマンモをその場で予約。当日、撮影。血液検査も。

「マンモの結果、すぐ知りたいですか?」
「何か判っても特に何もしないなら、次にお会いするときでいいです」
「じゃ、9月で」

そして、明日、胸部CTを撮ることに。外部で取ってきたPET CTはイマイチだそう。で、まあ今後、効果測定をするためには、基準となるデータと比較対象と、同じ機材で同じ条件で撮影した方が精度が高くなるだろう。被爆量が…という説もあるかもしれないが、もー仕方ない。明日は午前中出社して、午後から抜けるか。で、あとは家に帰って仕事だなー。何か色々やらなきゃいけない事があった記憶が…。あー、でも、重いパソコン持って昼間都内をウロウロするの疲れるだろーな。家→会社→病院→家と、どれも1時間以上かかるし。今日も疲れたしさー。明日も暑いだろーし。

自分の場合、本当に疲れているのか、サボりたい気持ちから疲れフィーリングになるのか、よく判らない所がある。死ぬほど疲れてると思っても、会社に出てみたら案外平気だったり、その逆もあるし。でも、これからは自分に正直に生きて行こう。まだ有休あったはず。


ところで、友人Pの従妹のご主人の友人の奥さん:Zさんが、乳ガンになってアドバイスが欲しいと言われたのは、もう3年前。

最初にかかった先生がもー頼りなく、ご夫婦で気の毒なほど混乱されていた。メールをやり取りし、とにかく自分が信頼できる病院を探した方がいいです。遠くてもボロくても、ちゃんと説明してくれて、治療してくれる病院と先生がいいです。と自分の経験を説明すると、彼女は古巣病院がいいですーと、転院してきた。最初は動揺されていたけど、元々しっかりして前向きな方なので、そのうち「もう1人で大丈夫状態」になり、私も関西に追っかけ転院し古巣を離れていたので、メールのやり取りも疎遠になってきたのだが、とても気になっていた。便りがないのは良い知らせ、と思いつつ、久しぶりに連絡すると、丁度、今日が3ヶ月に1度の診察日だった。ので、病院で初めてお会いした。

彼女は、全摘&同時再建という満足いく治療が受けられ、毎日ストレスのない生活を心がけ、全く問題なく3年目を迎えられるとのこと。良かった、良かった。丸ビルでお茶。私はランチ食べてなかったので、空腹の余りサンドイッチ食べる。話が弾んで夕方に。次の11月の彼女の検診日に、お互い元気でお会いしましょうと誓ってお別れ。


診察&マンモ: 8,590円
神経科:1,700円


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# by ombres | 2010-08-23 23:00 | 再発後治療