困った病気になっちゃったひとりぼっちな人のために


by ombres
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ファースト・ケモ(3)

検査結果が判る。
ホルモンレセプターは両方とも+(中度陽性)、HER2はスコア1(少ない)、p53は弱陽性。




色々治療法はあるが、若いので先生は早く決着つけてあげたいと思ったそうで、強力な抗がん剤「AC」を開始する事になった。しかし、L先生の本では、抗がん剤は命を縮めるばかりでロクな事はないと、恐ろしい事しか書いてない。B先生に尋ねてみる。放射線で部分的に抑えても、結局、転移が出てしまうとのこと。

…なるほど。放射線はあくまで部分治療なのだな。私のようにリンパ転移人種では、全身治療の抗がん剤の方が効率的だろう。しかも、体に対してガンの面積が大きい方が効果的なのだろうから、巨大ガンの持ち主な私には、その意味でもぴったりだ。納得した。

もう一点、副作用について。どう壮絶なのか尋ねてみる。
B先生はアメリカでも治療していた。その時にアメリカ人は、仕事の途中で抜けてきて、抗がん剤の点滴を済ませ、そのまま「バーイ」なんて言って自分で車を運転し、仕事に戻っている人もいた。ところが、日本へ帰ってきたら、日本人の患者さんは吐きまくっていて悲惨な有様だった。最初、先生は「日本人は、根性ないのか?」と思っていたが、その後、どうも遺伝子の問題ではないかと判ってきた。例えば、白人に比べて日本人はアルコール分解酵素が少ないというような、アレ。で、乗り物酔いし易い人や、二日酔い、悪酔いし易い人は、抗がん剤による吐き気などが酷そう…らしい。ACでもあっちの人はピンピンしていた…らしい。だから、もし私がガイジン体質だったら、別に副作用は平気だろうと。

自分がガイジン体質かどうかは不明だ。しかし、私は車酔いはしないし、どんなに飲んでも二日酔いの経験はない。だから、たぶん大丈夫だ。「な~に、大丈夫だよ」と、先生も言ってくれたので、すっかり大丈夫な気分になる。「点滴を始める前から吐き気になってしまう患者さんもいるんですよ」と、看護士さんも「気分的問題」なのだと強調してくれる。私は思い込みが激しく単純なので、もう大丈夫、自分には副作用はないという刷り込みが完了した。さあ、行ってみましょうか>AC、と、もうヤル気満々。

…しかし、以前、十二指腸潰瘍をやった事があるというと、先生は大慌て。消化器疾患があると抗がん剤はヤバいらしい。急遽、念のために胃カメラもする事になった。

今日はさすがに朝ごはん食べて来たので、今から胃カメラは無理。予約は明日。そのため抗がん剤も延期。折角張り切って来たのに。しかも、私の段取りがパー。…トホホ。

仕方ないので、帰りに美容院に寄る。脱毛確実なので、準備のためベリショートにする。スタイルはステキなのだが、とても似合わない。ハゲになったらかぶるキャップを2つ買って帰る。
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by ombres | 2004-01-27 00:00 | ファースト・ケモ