XCの副作用
2010年 09月 10日
XC(ゼローダ&エンドキサン)を始めて丸3日が経過した。
今の時点で副作用は…。
…ない。
元々、鈍いのであんまり感じない。
あと、まだ3日目なので、たぶん薬が体に蓄積されていないため、何も症状がない。終わり。
ACの時も「ダルいな~」「ムカつく?」という印象だったけど、普通に骨髄抑制はあったし、タキソテールは「体が重いな~」とか思っていたらパンパンに浮腫んで象足みたいになってるし、「爪がフカフカ?」と謎に思っていたらポロリと取れちゃうし、地下鉄の階段は息切れしちゃって上れないし、今考えるとそれなりに人並み的な症状はあったのだけど、その頃、転職したばかりで、ハゲや爪取れがバレない事にだけ情熱を注いでいたので、症状自体を真剣に捉えていなかった。だから、余り参考にはならない。
副作用には、「一発副作用」と「蓄積副作用」があるように思う。
「一発副作用」は、入れた途端に感じる物。ある日を堺に突然症状が出る物。キタキタ感とか気持ち悪さとか吐き気。いきなり始まる脱毛。非常に判り易い。「蓄積副作用」は、抗がん剤の蓄積によって体が疲れてきてあちこちに出てくるもの。抗がん剤の種類によって、「一発」と「蓄積」のどちらがメインか異なる感じ。ACやCEは「一発系」がメインで、タキサンやゼローダは「蓄積系」がメインだ。経口エンドキサンは、たぶん「蓄積系」でじわーっと来るのかも。ダブル蓄積系で、後からどんどんきつくなってくるタイプ。実は、「一発」がないので、マイルドに感じるだけ。
健康状態を100とすると、一発副作用は、ある日突然50になっている感じなので判り易い。蓄積副作用は、90、80、70…と徐々にやって来るので、余り自覚のないまま進む。でも、毎日その不自由さに適応しながら生きているので、別段突然困ることはない。タキソテールの最終クールの頃には、もう階段を一気に上れないので、いつもの一本前の電車にして、途中で休み休み、ラッシュを避けながら上る癖が自然とついていた。
人は学習して適応していく動物である。副作用にもそれは同じ。
終わり。
…では、同じ治療法を考えている方に、余り参考にならないので、自分の体とセンシティブに向き合ってみると以下のような変化が現れた。(ただ、副作用というのは、本当に人それぞれで、元々自分の弱い所に出たり、全然関係ない所に出たり、体質によっても差異があるので、100%同じ状態になる事はない。予備知識は必要だが、必要以上に怖がったりする必要はない。)
・関節痛
→これは、ゼローダ始めてからずっと、調子悪いと足首が腫れた。捻挫の一歩手前のような症状。元々足首が緩い性質。
・手足の皮の変化
→ゼローダの手足症候群の一環と思われる。前から。手足の皮がボロボロになり、薄くなる。足の裏の皮が薄くなり、長距離歩くと痛くなる。水泡やマメができる。指紋がなくなって怪しまれる。(アメリカ入国審査、注意)
・色素沈着
→ゼローダの副作用の一つ。手足の第一関節から上がどす黒く色素沈着。そばかす、しみのような物が手足にできる。ついでに顔にも色素沈着(これは、単なる老化か?)
・食欲不振
→お腹がグーグー鳴っているのに、満腹感が漂う。食べなくても平気。食べ始めたら食べられる。脅威の胃&食欲の持ち主であってもこの有様なので、普通の方は食欲減退や吐き気に襲われるかもと思う。
・味覚異常
→舌が真っ白に。微妙にピリピリする。しゃぶしゃぶの牛肉に薬の臭いを感じたり、普段は感じない水道水のカルキ臭を感じたり、妙な事に敏感になる。逆に鈍感になる可能性もある。
・唾液分泌が少ない
→口が渇いている感じがする。
・倦怠感
→暑いので単に疲れているのかも。
・ちょっと抜け毛が多い
→秋だからかも。
・今後、骨髄抑制がおそらく来るので、それに伴い抵抗力の低下、貧血などが予想される。
で、まあ、今日は朝食後、おうちコープで野菜受け取って、だらだらしてランチはサラダ。
「…うう、食欲ないかも。もしかして、副作用?」
と思いつつしっかり食べて、午後から漢方内科クリニックに出かける。風にはちょっと秋を感じるが、日差しは強い。暑い。今日の予定は、杉並のクリニックで先生とお喋りして渋谷の漢方薬局に立ち寄りした後、横浜の皮膚科併設のフェイシャル。いつもはそれに地元で整体もプラスしているのだが、何たってガン患者で病人だし、疲れそうなので止めとく。
どうやら風邪は完全制圧。ちょっと咳出るけど、収束模様。でも、子供や妊婦さんにうつすと悪いと思ったので、マスク。この暑いのにマスクした女。日傘にマスク、サングラス。怪しさ100倍。しかも、マスクによって呼吸が妨げられ、暑くて参った。顔全体が蒸れる。しかし、クリニックでも皮膚科でも、ゲホンゴホン咳をした子供達がマスクもせずに走り回っていたので、マスク、自分を守るために結果オーライ感が漂う。
渋谷の薬局に立ち寄って、ノロノロ歩いていると、109の前、ハチ公の側の信号の手前で、外国人が多数、記念撮影。ほんと、最近、あちこちで外人さん増えたねーと思いつつ、空腹感に苛まれる。その後、フェイシャルの終る予定が7:30。それまで待ったら飢え死にしそうだったので、横浜に戻ってまた自然食ビュッフェでガッツリ食べる。立ち寄ったダイソーでは、今度はインドネシア語が聞こえた。
日本も、移民国・カナダっぽくなってきた秋の夕暮れ…。(まだ暑いけど)
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今の時点で副作用は…。
…ない。
元々、鈍いのであんまり感じない。
あと、まだ3日目なので、たぶん薬が体に蓄積されていないため、何も症状がない。終わり。
ACの時も「ダルいな~」「ムカつく?」という印象だったけど、普通に骨髄抑制はあったし、タキソテールは「体が重いな~」とか思っていたらパンパンに浮腫んで象足みたいになってるし、「爪がフカフカ?」と謎に思っていたらポロリと取れちゃうし、地下鉄の階段は息切れしちゃって上れないし、今考えるとそれなりに人並み的な症状はあったのだけど、その頃、転職したばかりで、ハゲや爪取れがバレない事にだけ情熱を注いでいたので、症状自体を真剣に捉えていなかった。だから、余り参考にはならない。
副作用には、「一発副作用」と「蓄積副作用」があるように思う。
「一発副作用」は、入れた途端に感じる物。ある日を堺に突然症状が出る物。キタキタ感とか気持ち悪さとか吐き気。いきなり始まる脱毛。非常に判り易い。「蓄積副作用」は、抗がん剤の蓄積によって体が疲れてきてあちこちに出てくるもの。抗がん剤の種類によって、「一発」と「蓄積」のどちらがメインか異なる感じ。ACやCEは「一発系」がメインで、タキサンやゼローダは「蓄積系」がメインだ。経口エンドキサンは、たぶん「蓄積系」でじわーっと来るのかも。ダブル蓄積系で、後からどんどんきつくなってくるタイプ。実は、「一発」がないので、マイルドに感じるだけ。
健康状態を100とすると、一発副作用は、ある日突然50になっている感じなので判り易い。蓄積副作用は、90、80、70…と徐々にやって来るので、余り自覚のないまま進む。でも、毎日その不自由さに適応しながら生きているので、別段突然困ることはない。タキソテールの最終クールの頃には、もう階段を一気に上れないので、いつもの一本前の電車にして、途中で休み休み、ラッシュを避けながら上る癖が自然とついていた。
人は学習して適応していく動物である。副作用にもそれは同じ。
終わり。
…では、同じ治療法を考えている方に、余り参考にならないので、自分の体とセンシティブに向き合ってみると以下のような変化が現れた。(ただ、副作用というのは、本当に人それぞれで、元々自分の弱い所に出たり、全然関係ない所に出たり、体質によっても差異があるので、100%同じ状態になる事はない。予備知識は必要だが、必要以上に怖がったりする必要はない。)
・関節痛
→これは、ゼローダ始めてからずっと、調子悪いと足首が腫れた。捻挫の一歩手前のような症状。元々足首が緩い性質。
・手足の皮の変化
→ゼローダの手足症候群の一環と思われる。前から。手足の皮がボロボロになり、薄くなる。足の裏の皮が薄くなり、長距離歩くと痛くなる。水泡やマメができる。指紋がなくなって怪しまれる。(アメリカ入国審査、注意)
・色素沈着
→ゼローダの副作用の一つ。手足の第一関節から上がどす黒く色素沈着。そばかす、しみのような物が手足にできる。ついでに顔にも色素沈着(これは、単なる老化か?)
・食欲不振
→お腹がグーグー鳴っているのに、満腹感が漂う。食べなくても平気。食べ始めたら食べられる。脅威の胃&食欲の持ち主であってもこの有様なので、普通の方は食欲減退や吐き気に襲われるかもと思う。
・味覚異常
→舌が真っ白に。微妙にピリピリする。しゃぶしゃぶの牛肉に薬の臭いを感じたり、普段は感じない水道水のカルキ臭を感じたり、妙な事に敏感になる。逆に鈍感になる可能性もある。
・唾液分泌が少ない
→口が渇いている感じがする。
・倦怠感
→暑いので単に疲れているのかも。
・ちょっと抜け毛が多い
→秋だからかも。
・今後、骨髄抑制がおそらく来るので、それに伴い抵抗力の低下、貧血などが予想される。
で、まあ、今日は朝食後、おうちコープで野菜受け取って、だらだらしてランチはサラダ。
「…うう、食欲ないかも。もしかして、副作用?」
と思いつつしっかり食べて、午後から漢方内科クリニックに出かける。風にはちょっと秋を感じるが、日差しは強い。暑い。今日の予定は、杉並のクリニックで先生とお喋りして渋谷の漢方薬局に立ち寄りした後、横浜の皮膚科併設のフェイシャル。いつもはそれに地元で整体もプラスしているのだが、何たってガン患者で病人だし、疲れそうなので止めとく。
どうやら風邪は完全制圧。ちょっと咳出るけど、収束模様。でも、子供や妊婦さんにうつすと悪いと思ったので、マスク。この暑いのにマスクした女。日傘にマスク、サングラス。怪しさ100倍。しかも、マスクによって呼吸が妨げられ、暑くて参った。顔全体が蒸れる。しかし、クリニックでも皮膚科でも、ゲホンゴホン咳をした子供達がマスクもせずに走り回っていたので、マスク、自分を守るために結果オーライ感が漂う。
渋谷の薬局に立ち寄って、ノロノロ歩いていると、109の前、ハチ公の側の信号の手前で、外国人が多数、記念撮影。ほんと、最近、あちこちで外人さん増えたねーと思いつつ、空腹感に苛まれる。その後、フェイシャルの終る予定が7:30。それまで待ったら飢え死にしそうだったので、横浜に戻ってまた自然食ビュッフェでガッツリ食べる。立ち寄ったダイソーでは、今度はインドネシア語が聞こえた。
日本も、移民国・カナダっぽくなってきた秋の夕暮れ…。(まだ暑いけど)
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by ombres
| 2010-09-10 22:22
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