困った病気になっちゃったひとりぼっちな人のために


by ombres
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カテゴリ:告知に至る道( 6 )

告知に至る道(5)

「2週間で仕事に戻る患者さんもいる」

… と先生が言うから、安易に構えて、「切ったら治る」と思っていた。だから、仕事を休む段取りも付けた。確かにそういう患者さんもいるのだろう。しかし、「進行ガン」な自分は、そんなの無理っぽいと思ったら、「手術」すらイヤになってくる。どうせ死ぬなら、痛いのはイヤだし、手術する意味もない。

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by ombres | 2004-01-18 00:00 | 告知に至る道

告知に至る道(4)

朝から小雪がちらついていた。

11時にフェイシャルの予約を入れていたのだが、起きるのが面倒くさく、サボってしまおうかとも思った。しかし、「ああ、私はガンですから、もしかしたら、これでフェイシャルも人生最後なのかも?」と自己陶酔&悲劇のヒロイン的なネガティブ妄想し、「じゃあ行かないとねえ」と自分を奮い立たせた。

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by ombres | 2004-01-17 00:00 | 告知に至る道

告知に至る道(3)

朝から病院へ。
診察室に入ると、マンモグラフィーの写真が正面に提示されている。でも、左右とも乳腺で真っ白なので、何だか判らない。まあ、確かに左には歪な塊のような物に見えなくもないが、何が何やら…。

「やっぱ、ガンですね」

と先生。それから不思議そうに私を見た。

「今日はご家族の誰か一緒じゃないの?」
「いいえ」

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by ombres | 2004-01-16 00:00 | 告知に至る道

告知に至る道(2)

朝から夜まで、仕事に打ち込んでみる。
私の仕事は、日々、アメリカ本社のお馬鹿チームと動作不安定な専用ツールに振り回され、「プロセス」もマニュアルもない。業務分析が好きな私には我慢ならない状況だった。でも、日々回さなければいけない業務で忙しく、そのような基礎的管理的業務に費やす時間が昨年はなかった。

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by ombres | 2004-01-15 00:00 | 告知に至る道

告知に至る道(1)

「形が変になってきた」「乳首が陥没している」「いつでも痛い」

… そう言うと、お隣の先生はすぐに専門医に診せたほうがいいと紹介状を書いてくれた。先生のその反応で、「ああ、この間と違って、マジでヤバそう…」と判る。しかし、紹介状は「外科」だった。「乳」なのに、交通事故の怪我を扱うお医者と一緒?と、ちょっと奇妙な感じがした。

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by ombres | 2004-01-14 00:00 | 告知に至る道

告知に至る道 その前に

ゴムマリ胸の悲劇。

「男は女の胸が好き」…これは経験から得た真実だ。 

しかし、その反対はどうかと思う。女の象徴である胸の谷間にうっとりと顔を埋めたい男の数ほど、男の象徴である股間にうっとりと顔を埋めたい女はいない。女性の胸を触ってみたいと思う男性ほど、男性の股間を触ってみたいと思う女性はいない。痴漢と痴女の数は比べる必要すらない。

女性の象徴は単純に胸やお尻しかないのだが、男性の象徴は股間の物だけではなくて、経済力であったり社会的ステイタスだったりもするからだろう。お金や偉い人が大好きな女性は多い。たぶん股間に何もなくてもそれだけでいいという女もいる。

男女はかように違う。全く別のイキモノなのだ。 誰かも書いていたが、男が火星から来たマーズだとすると、女は水星から来たビーナスなのだ。これが私のスタンスだった。(どうでもいい)

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by ombres | 2003-12-31 00:00 | 告知に至る道